70歳以上の都民は要チェック! 東京都シルバーパス
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都内のバスや電車をお得に利用!「東京都シルバーパス」
「閉じこもり」という言葉をご存知でしょうか?高齢者が加齢に伴う心身の機能の低下をきっかけに自宅にこもりがちになる社会問題のことを指し、おおよそ外出の頻度が週に一度を下回るとその予備軍であると言われています。健康な生活を保つために、外出の習慣は欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、70歳以上の東京都民が入手できる「シルバーパス」です。都内のバスや電車などをお得に利用することができます。
いくらで発行できるの?使える交通機関は?
シルバーパスは、住民税が非課税か課税かによって負担額が異なります。平成30年7月現在で、非課税の方又は平成30年度の経過措置(利用者の負担軽減の延長)の方は1,000円、課税の方は20,510円(平成30年度の経過措置の方を除く。)となっています。なお、平成30年4月1日以降9月30日までに新規でパスを取得される方の負担金は半額の10,255円です。都内の一般乗合バス事業者の定期券発売所等のシルバーパス取扱い窓口(常設窓口)で発行されています。
使える交通機関は下記のような電車、バス、乗り合いバスなどです。
- 都電
- 都バス
- 都営地下鉄
- 日暮里・舎人ライナー
- 東急バス
- 東急トランセ
- 京王電鉄バス
- 関東バス
- 西武バス
- 小田急バス
- 京浜急行バス
- 京成バス
- 立川バス
- シティバス立川
- 西東京バス
- 神奈川中央交通
- 八丈町
- 三宅村
- 朝日自動車 など
その他自治体の取り組みも
一律の規定が存在しないだけに、市区町村のカラーが色濃く反映されるサービスでもあります。対象年齢は70歳以上と定める場合が多く、65歳からの利用は名古屋市、堺市、大分市などごく一部の地域にとどまっています。
交通費を完全に無料化することは難しいのが現状ですが、自分の年齢と居住地に照らした助成制度をきちんと把握し活用することで、大幅なコストカットが可能です。お得な制度をぜひ利用して、時には知らない場所へ足を運んでみてはいかがですか?
最新更新日 2018.07.03