シニア雇用の輪を広げるファッションブランドBEYOND THE REEF(ビヨンドザリーフ)による「手編みマスクドネーションプロジェクト」
2018年にキネヅカの「活動する人」特集の記事でご紹介した、女性や高齢者の活躍の場を提供するファッションブランド「株式会社ビヨンドザリーフ(川崎市宮前区)」が、手編みのマスクを販売しその売上全額を「NPO法人ピースウィンズ・ジャパン新型コロナウイルス緊急支援対策事業」に寄付する「編みマスクドネーションプロジェクト」を公式ホームページに立ち上げました。
このプロジェクトについて、代表の楠 佳英さんは下記のメッセージを送っています。
いま、私たちが出来ること。それは在宅でマスクを編み、必要とされている方へ届けること。 また、その売上を命を懸けて闘って下さっている医療従事者の活動に寄付することだと考えました。
また、支援される側の高齢者があえて支援する側の立場に立ち、人生や社会をより良い方向に変えて行く活動を可視化させることで、同じ立場にある高齢者にも勇気と希望を与えることができます。
この状況を一緒に乗り越えて参りましょう!
BEYOND THE REEF マスクドネーションに、皆さまのお力を貸して下さい!
ぜひご協力をお願い致します。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために世界中で外出制限や自粛が行われている中ですが、編み手のシニアの方々にとって、家の中でできる「手仕事」が社会貢献の一助になることは大きなやりがいにつながります。
そして今や生活必需品となったマスクが、ありきたりなものではなくおしゃれでファッショナブルなものになれば使う人の気分を明るくすることもできますね。
このマスクの売上げは全額(税と送料を除く)寄付されるので、購入することで新型コロナウイルスの最前線で闘う医療従事者への支援ができるプロジェクトです。
手編みのマスクは「ヌーボラ」と言う日本製のポリエステル糸で編まれていて伸縮性があり、肌に触れてもチクチクせず快適に付けることができます。内側にガーゼを挟んで利用し何度も洗って使えるそうです。
キネヅカのインタビュー記事でもご紹介した、美智子さん、昌子さんはじめ、隆子さん、厚子さん、真理子さんの5人の「お姉さま」の手により心を込めて作られたマスクはプロジェクト立ち上げ直後に完売御礼(5月11日現在)となりました。
現在、増産の準備をしているそうなので、販売再開についてはビヨンドザリーフのホームページでお確かめください。